スタジオジブリの新作『君たちはどう生きるか』を観てきた
この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。
はじめに
宮崎駿監督の10年ぶりの映画『君たちはどう生きるか』が本日公開され、仕事終わりにレイトショーで観てきた。
今回の映画は広告を含めて事前情報が一切公開されておらず、自分も数週間前に映画館に行った際に見つけたポスターで公開の存在を知った。
それくらい情報が全くなく、そうであれば自分もまっさらな状態で映画を観たいと思い、ネタバレや予想などを見ないように2日くらいSNSを断っていた。
感想
正直さっぱり分からなかった。
タイトルの『君たちはどう生きるか』の元となった原作は自分も読んだことがあるし、それを宮崎駿監督が作るというのだから説教くさい映画なのだろうと思っていたがそうではなかった。
画風はジブリだし、ところどころ出てくる表現は過去のジブリ作品を感じたし、確かにジブリ作品なんだがテーマや世界観がよく分からなかった。
第二次大戦期の話であることや、生と死と時間が入り混じった異世界、思春期の葛藤と受容、家族、友人、善悪、理想と現実、いろんなものを感じたがたくさん詰め込まれすぎててよく分からなかった。
とにかく作りたいものを作ったんだろうなと思ったし、エンドロールでスポンサー企業が全然出てこなかったのでそうだったんだろうなと思った(あとで調べたが今回はジブリ単独制作らしい)。
おわり
エンドロールが終わり周りが明るくなったあと、後ろの席の男女ペアの男の方が映画の見どころを解説していたが、自分は感想を話せるほど何かを感じたり得たりすることはできなかった。
やっぱり自分はもののけ姫とナウシカが好きだ。