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成長のためには自分ごと化が重要なのではないかと考えるようになった

    #随想

はじめに

最近、成長のためには自分ごと化が特に重要なんじゃないかと考えるようになった。

「自分ごと化」は当事者意識やオーナーシップという呼ばれ方もするが、世間一般的に大事なものだと言われている。新卒の頃は、その方が会社にとって都合が良いからそう言われているんだと思っていた。しかし、最近になって成長と自分ごと化をつなげて考えるようになった。

自分の頭の整理もかねて考えたことを雑にまとめておく。

なぜ自分ごと化が重要か

結論としては、自分ごと化することで自分の頭で物事を考えるようになり手を動かして実行し、成功や失敗をしてフィードバックを受け、次の改善に繋げるというサイクルに入ることで成長につながるためだ。

このサイクルの始まりは「自分の頭で考える」という部分だが、それを駆動するのが自分ごと化だと考えている。自分の頭で考えなければそこに成功も失敗もなく、ただ日常業務としての時が流れていくだけだ。仕事の中に成長を求めるのであれば自分の頭で考え、自己を改善していく必要がある。

さらに自分ごと化は成長を加速させる。自分ごと化せずに与えられた仕事をただこなすだけの場合、その仕事の範囲内で考えることもあるだろうが最終的な成長の幅はその仕事に限られてしまう。一方、自分ごと化することで仕事は与えられるものという関係ではなくなり、自分で仕事を作っていくことになる。成長の幅を与えられる仕事以上にすることができる。さらに、仕事以上のことをすることで次に任せられる仕事もより大きいものになり、さらに成長の幅が大きくなっていく。

結果として、仕事を自分ごと化する人とそうでない人で大きな差になっていく。

成長の壁を感じている1~2年目のエンジニアに向けて

今の仕事に成長の壁を感じているのであれば、それは与えられている今の仕事であれば問題なくこなせるようになったというサインなんだと思う。そんなときに今の会社にこのままいて成長できるのかと不安になって転職を考えることもあるかもしれない(自分はそうだった)。

しかし、その成長の壁は会社によるものではなく自分の中にあるものがほとんだと思っている。成長の壁を環境のせいにするのではなく、今の仕事を自分ごと化してもっと改善できることはないかと考えてみてほしい。例えば、このコードはもっと綺麗に書けるのではないかというレベルから、チームの仕組みをこうしたらもっと良くなるんじゃないか、サービスのここをこうすればもっとユーザーに価値を届けられるんじゃないか、といったことなど色々と考えて1on1や会議の中で提案してみてほしい。上長や先輩はきっと応えてくれるだろうし、それが実現できなかったとしても次につながるものがきっとある(周りがどんな形であれ応えてくれない場合や自分一人でもどうしようもできない場合は転職を考えてもよいだろう)。

自分は次の4月で4年目だが、今までで一番成長を感じたのは自分ごと化が身についてからだった。

おわり

偉そうに書いているが自分もまだまだだ。改めて会社の上の役職の方々を見てみると自分ごと化の広さ深さは段違いだし、それによるアウトプットもすごい。

自分ももっと自分ごと化の練度を上げてもっと成長していきたい。


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