RubyKaigi2023に現地参加してきた
はじめに
今年のRubyKaigiは5月11日(木)〜13日(日)の3日間、長野県の松本市で開催された。今年も会社の開発メンバーで参加することができた。
前回のRubyKaigi2022が9月開催で1年経っておらず楽しみ切れるか心配だったが、今年はRubyが30周年ということでMatsからエモい話も聞けたし、セッション内容も面白いものが多かった。何より松本が良い街だった。
記憶が新鮮なうちに今年のRubyKaigiで感じたことなどを残しておく。ちなみに昨年の記録はこちら。
感じたことまとめ
- Rubyは死んでいない
- Ractor、JIT、パーサーなどまだまだRuby自体の開発は盛んだし、世界中で使われてたくさんの価値とお金を生み出し続けている
- Flat Earth Believerと言われ続けても別の未来を信じて進み続ける姿はとてもカッコよかった
- 大きなビジョンを提示することで3x3やYJITといったアイデアが生まれムーンショットを達成するという話は、まさにOKRと同じだと感じた
- 開発を続けることの重要性
- 今でこそ世界中で愛されるRubyだが、最初のリリースには2年かかったそうだし最初期のカンファレンスはとても人が少なかったと聞いて、その中でも開発を今まで続けてきたことの偉大さに感動した
- 自分も個人開発をしていているがもっと頑張ろうと思った
- 運営スタッフすごい
- 自分はFlutterKaigiのボランティアスタッフを昨年からやっており、今年のRubyKaigiは運営という視点からも見ていたが、オフラインで配信もあって3日間地方開催のこの規模のカンファレンスを回すのはすごすぎた
- 参考になりそうなところはFlutterKaigiでも取り込んでいけたらと思った
- 運営ありがとうございました、今年もめちゃくちゃ楽しかったです
- 松本は良い街だった
- 正直住みたいと思った
反省点
- 今年もMatzにお礼を言えなかった
- 来年こそは見つけてエンジニアとして食べていけていることのお礼を言いたい
- Rubyistとあまり交流できなかった
- 前回の反省を受け、スポンサーブースでちょこちょこ話をしたが時間も限られていてあまり交流できなかった
- ドリンクアップなどのオフラインイベントにも参加したかったが定員いっぱいで参加できなかった、次回はもっと早く参加登録したい
- 松本の夜は寒い
- 一応薄手のカーディガンを持って行っていたが東京感覚で服は半袖しか持っていかなったところ、夜が寒すぎた
- 少なくとも現地の気温はチェックしてから準備するようにしたい
写真でも振り返り
新宿から松本までは特急あずさで向かった。松本駅では歓迎の垂れ幕があって早速ワクワクした。
今年もスポンサーブースでのスタンプラリーがあった。記念品のピンバッジはいくつかの候補から選択できたが、Matzのサイン入りのものにした。
受付時にいただいた3,000円分のバウチャーで4,800円の牛のひつまぶしを食べた。絶品!
名物だけあって蕎麦屋は本当に至る所にあった。写真の天ぷらそばは過去一美味しかった。
2日目の昼休憩に松本城に行ってきた。平日のおかげで人が少なめで回りやすかった。
天気と景色が最高だった。特に松本ではどこにいても景色が良く、こんなところに住みたいと思った。
Nice Team!運営の皆さん、本当にありがとうございました!
おわり
来年のRubyKaigiは沖縄県那覇市での開催!来年も会社のお金で参加できるよう、バリバリ働いて他のRuby企業と同じくらい事業を伸ばしていきたい。