ストレス社会を生きるエンジニアのためのコーピングリストのすすめ
はじめに
少し前のデブサミでメンタルヘルスに関する講演があった。
その中でコーピングリストについて紹介していたが、以来それを実践してみるとなかなか効果が良く、今までよりも上手くストレスと向き合えるようになった気がする。
今回はそんなコーピングリストと自分のそれについて紹介する。
コーピングリストとは
ストレスを感じたときにそれに対処するための方法をリストにしたもの。
デブサミの講演の中では、(覚えている限りでは)行動的コーピングと認知的コーピングの2つを紹介していた。それぞれ、ストレスに対してどういう行動を取ると上手くいったか、どういう考え方をすれば上手く乗り越えられたか、というストレスに対する対処法になる。
これらをリストとしてまとめておくことで、いざストレスを感じたときに過去の自分はどんな方法でストレスに対処してきたかをすぐに把握・対処することができるようになる。
ストレスには小さいものから大きいものもあり、種類もたくさんある。そのため、その対処法もたくさんあった方がよく、コーピングリストの内容はとにかくたくさん書いた方が良いらしい。
自分のコーピングリスト
具体例として自分のコーピングリストも紹介してみる。全部は紹介できないので個人的に効果が良いものを紹介する。
行動的コーピング
- 散歩する
- 午前中の川沿いと夜の大通り沿いが好き
- 入浴剤を入れた熱めの湯船に浸かる
- 脳や身体がヘロヘロになってもこれである程度回復する
- 入浴剤を入れるのがポイント
- そのとき感じている不安やストレスを書き出す
- モヤモヤを言語化するとその正体がはっきりしてきて向き合いやすくなる
- あとで知ったがこれは「ジャーナリング」や「筆記開示」と言うらしい
- ちょっと良い焼肉を食う
- やっぱ肉よ
認知的コーピング
- 自分は相対的には頑張っている方だと思う
- 周りのすごい人を見てばかりだと落ち込むこともあるが世間一般では頑張っているよ
- 下を見ても仕方ないのでほどほどに
- 死ぬわけじゃないと考える
- それはそう
- 失敗して会社にいれなくなったとしても他の会社でも食っていけると考える
- 今いる会社がすべてじゃない
おわり
ぜひ自分だけのコーピングリストを作ってみて実践してほしい。また、作ったリストはいつでもアクセスできるようにしておき、日々更新していってほしい。
おすすめのコーピングがあればぜひ自分にも教えていただきたい。