2022年の個人開発振り返り
はじめに
毎年何かしらは作っているが、2022年は特にアウトプットしようと思っていたので色々作った。
年末なのでそれらを振り返りながら簡単にまとめていく。
個人開発したものたち(時系列順)
TabTabTab
2月にリニューアル版リリース。
ブラウザの開いているタブを管理するためのChrome拡張。今までは生JSで書いていたのをReact+TypeScriptでリニューアルした。
日常的に使っており、欲しい機能案がいくつかあるのでいつかアップデートするかも。
- ストア
- 開発ブログ
- GitHub
JsonConverter
3月リリース。
与えたJsonを指定したフォーマットに変換するWebアプリ。使ってみたいという理由だけでNext.jsとReduxを使っている。
作った背景としては、去年の下旬に読書メーターの記録をJsonで吐き出すBookMeterRecordScrapingというツールを作成したのだが、そのJSONデータを使って読書記録をブログにまとめる際にMarkdown形式に楽に変換したいなという個人的な需要を満たすためというもの。読書記録をまとめるブログを書く際には毎回使っている。
- サイト
- 開発ブログ
- GitHub
OKARYO BOOKSHELF
4月リリース。
自分の読書記録を振り返りやすくしたり分析したりするための個人用途のWebサイト。Next.jsとVercelを使っているが、これはただ使ってみたかっただけで選択した。
自分は読書記録の管理に読書メーターというサービスを利用しており、そのデータをJson形式でバックアップするためにBookMeterRecordScrapingというツールを作成した。このデータを使って読書メーターではできない分析をしたいという思いでこのWebサイトを作成した。
CurlGenerator
4月リリース。
curl
コマンドをGUIからポチポチして構築できるWebサイト。FlutterWebを試してみたくて作成した。これもVercelにデプロイしている。
ちなみにURLとクエリパラメータしか設定できない。ヘッダやボディも設定できるようにするつもりだったが仕事が忙しくなって未完成のままになってしまった。
オリジナルグッズ
4月リリース。
これは開発という感じではないが、suzuriでオリジナルグッズを作成した。
ここで作成したTシャツやステッカーは自分でも購入して使用している。
long_time_no_notification
5月リリース。
パラメータに渡したIDに紐づくものを指定した期間非表示にするためのFlutterパッケージ。以下のような使い方をする。
// 永遠に表示させないようにする
LongTimeNoNotification.setForever(id: 'id_1');
// 7日間だけ表示させないようにする
LongTimeNoNotification.setDuration(id: 'id_2', duration: const Duration(days: 7);
// id_3で登録した通知(またはWidget)の状況を確認する
final notification = await LongTimeNoNotification.findBy('id_3');
// 上記で取得した通知(Widget)を表示すべきか確認する
notification.shouldNotify();
// 次に表示する日時はいつか確認する
notification.nextDisplayAt;
// 最後に表示した日時を確認する
notification.lastDisplayAt;
閉じられた通知をある期間だけ非表示にするという実装をパッケージ化して実装を便利にできないかと思って作成した。しかし、作ってはみたものの自分で使うこともなかったし、onceという同様のことができるもっと便利なパッケージがあるのを知ったのでその後に追加開発をすることはなかった。
- pub.dev
- 開発ブログ
- GitHub
flutter_build_mode
8月リリース。
Flutterアプリのビルドモードを取得できるパッケージ。
ビルドモードの取得をパッケージ化することで便利にしようという思いで作成したが、これのリリースの後にFlutterで用意されている定数であるkReleaseMode
やkProfileMode
、kDebugMode
から同様のことができることを知った。完全に無用の長物だった。
- pub.dev
- 開発ブログ
- GitHub
subskun
9月リリース。
サブスクを管理するためのモバイルアプリ。Flutterで作成した。
これについては以下の記事で詳しく書いたのでそちらを読んでいただけると嬉しい。
上の記事でも書いたが、このアプリは誰にも使ってもらうことはできず失敗に終わった。
おわり
まとめてみると結構たくさん作ったなと思う。失敗に終わったものもたくさんあるが。
まとめていて気づいたのは、自分が欲しくて作ったものでその後も自分で使い続けているものは結構良い感じだということだ。今後の個人開発の一つの指針としたい。
面白くて良いものを作りたいし、自分が作ったものに対して良いリアクションをもらいたいし、可能であればそれによってお小遣いも得たい。
来年も作り続けていこう。