2023年の個人開発振り返り
はじめに
今年もなんやかんや色々と作っていたのでまとめておく。
去年の振り返りはこれ → 2023年の個人開発振り返り
個人開発したもの
gatsby-plugin-satorare
JSXでOGP用の画像を記述できるGatsbyプラグイン。
VercelがリリースしたJSXでsvgを作成できるvercel/satori
に感動して作成した。
- npm → https://www.npmjs.com/package/gatsby-plugin-satorare
- 開発ブログ → gatsby-plugin-satorareを使ってGatsbyブログのOG画像をJSX構文で記事ごとに生成してみた
Recipify
今をときめくOpenAIのAIを使って何か面白いアプリを作れないかと考えていて思いついた献立提案アプリ。
思いついてから1~2週間でリリースした記憶がある。自分が自炊をしないのでドックフーディングができず、開発モチベーションが落ちていき放置してしまっている。
TabTabTab
ブラウザのタブ管理用のChrome拡張で、リリース自体は2020年、2022年にリニューアル。それからしばらく放置していたが今年の5月ごろに新しい機能が欲しくなり、それからアイデアがポコポコと湧いてきたので開発を再開した。
すると6月ごろにドイツのユーザーからメールが来て、彼と壁打ちしながら機能開発を進めていった。7月には壁打ちのプラットフォームをメールからGitHubDiscussionsに移行し、その際にGitHubスポンサーをいただいた。
ユーザー数も徐々に伸びてきており、現在は75人くらい。一旦の目標は100人とおいているが、来年以降は1,000人くらいまで伸ばしていきたい。
- GitHubリポジトリ → https://github.com/okaryo/TabTabTab
- 詳細な数字はDiscussionsで公開中 → https://github.com/okaryo/TabTabTab/discussions/203
- ChromeWebStore → https://chromewebstore.google.com/detail/tabtabtab-all-in-one-tab/hfmnidllojimehmfjkclnadpebibhgoi
chromex-locale-lint
TabTabTabで多言語対応を進めていく中で、Chrome拡張用のlocaleファイルに対するリンターが欲しくて自作したnpmパッケージ。特に、多言語対応していただけるコントリビュータが増えたことで、レビュー時の確認作業を簡略化したくて作成した。
localeディレクトリ名が適切か、ベース言語ファイルに存在するキーが一方のファイルにも存在するかどうかをチェックしてくれる。
- GitHubリポジトリ → https://github.com/okaryo/chromex-locale-lint
- npm → https://www.npmjs.com/package/chromex-locale-lint
ScrapboxRelaxExtension
11月から始めたしずかなインターネットからインスパイアを受け、ムード機能をScrapboxに移植するために作成したChrome拡張。
ノート内のボタンをクリックすることで、背景画像と環境音がチルな雰囲気になる。
- GitHubリポジトリ → https://github.com/okaryo/ScrapboxRelaxExtension
- 開発ブログ → Scrapboxのノート作成環境をチルなものにするChrome拡張、ScrapboxRelaxExtensionをリリースした
- ChromeWebStore → https://chromewebstore.google.com/detail/scrapboxrelaxextension/ajhaonkibiijdbhkbnbpgbhekplfkjna
ScrapboxQuickLink
12月ごろから読んだ技術記事をScrapboxに感想と一緒にメモするようにした。その際にScrapbox用のリンクを簡単に作成したくて作ったChrome拡張。
ページ内で右クリックをしたときに表示されるメニューからScrapbox用のリンクである[title url]
をコピーできる。
- GitHubリポジトリ → https://github.com/okaryo/ScrapboxQuickLink
- ChromeWebStore → https://chromewebstore.google.com/detail/scrapboxquicklink/dfpojhkidgkodjjhegidmmjeaimeakng
OKARYO STUDIO
GoogleDomainsでokaryo.studio
というドメインを取ったまま放置していたが、GoogleDomainsのサービス終了を受けてCloudflareRegistrarに移行した。その際についでにCloudflare上にサイトをデプロイしておいた。
OKARYO STUDIO
という名前自体はアプリやChrome拡張の提供元名として使っていて気に入っていた。今後も個人開発をリリースするときはOKARYO STUDIO名義で出そうと思っている。
- サイト → https://okaryo.studio
おわり
個人開発は自分の不便を解消できるし、自分の使いたい技術を好きなように使うことができる。仕事において発生する政治や技術選定のアレコレから完全に解放されたまさに楽園だ。
今後も好きなものを好きなように作っていきたいと思いつつ、来年はそこから収益を生めるような作り方にも挑戦していきたいと思っている。