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2020年12月に読んだ本

    #読書記録#本

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総括

12月に読んだのは6冊。2020年の総読書冊数は159冊。目標の200冊には及ばなかったが、結構読んだな。

来年は2021年は特に目標冊数など定めず、1冊の本をじっくり読んだり、すでに読んだ良書たちを再読したりするようにしたい。しかし、目標がないと全く読まない可能性もあるので、月3冊は最低目標としてやっていこうと思う。

面白かった本

『コンピュータシステムの理論と実装』

ブール関数の実装である論理ゲートからコンピュータを徐々に組み立てていく形式をとっている。小さいものから段々と、複雑そうに見えていたコンピュータが組み上がっていく様を見るのはとてもワクワクしてとても面白かった。

コンピュータシステムやコンピュータサイエンスの分野をもっと掘り下げていきたい。また、OS自作入門のような本があったと思うので、いつか挑戦してみたい。

『達人プログラマー』

大晦日に読んだ本。今年の2月から実務に入ったのでちょうどエンジニアになってちょうど1年くらい経つこのタイミングで読めて本当に良かったと思う。本書の言う達人プログラマーと自分との差をひしひしと感じた。

2021年は本書の内容を少しでも実践し、達人プログラマーに近づけるよう精進したい。今後も節目節目で再読していこうと思う。

12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2538
ナイス数:50

  • 達人プログラマー(第2版): 熟達に向けたあなたの旅
    • 読了日: 2020-12-31
    • エンジニアになってもうすぐ1年経つので節目に読んでおいた。エンジニアとしての心構え的な内容かと思っていたが、それだけでなく技術や開発など包括的で実践的だった。達人プログラマーと自分の差をひしひしと感じた。来年は本書に書かれていることを少しでも実践し、また節目に読み直したい。
  • 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践
    • 読了日: 2020-12-25
    • 社内の輪読会にて。Webサイトの脆弱性やセキュリティ機能など、セキュリティに関する一通りを学ぶことができる。思いも寄らない手段による攻撃手法などもあり、こういったものは知っていないと対応できないなとセキュリティについて予め知っておくことの重要性を実感した。本書の特典として、PHPに少し詳しくなれます。
  • 伊藤真の民事訴訟法入門 第5版: 講義再現版
    • 読了日: 2020-12-23
    • 入門だけあって分かりやすかったが、概念が多かったので読み返しながら身につけていきたい。手続き法は実体法を実現するための法であり、民事訴訟法では紛争を解決するために適切に弁論設計をしていたり、訴訟経済にも考慮していたりと、面白そうというのが読み始めの印象だったが、結局手続き法なんだなと思わされた。次は学説や判例も読んでいきたい。
  • 人を動かす 文庫版
    • 読了日: 2020-12-22
    • Audibleにて。高等なテクニックなどではなく、基本的で誰でも実践できるようなことばかり書かれていて、それが有効であることを裏付ける実例も豊富で良い本だった。ただ、それを心から実践し日常にとけ込ませるのは時間がかかりそうだと思った。読み返しながら少しずつ実践していきたい。
  • コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方
    • 読了日: 2020-12-14
    • ブール関数のデバイスである論理ゲートから始まり、ALU、順序回路、機械語、アセンブラ、VM、コンパイラ、OSへと、小さな部品を一つ一つ組み立てて普段使うソフトウェアへと組み上がっていく様は興奮に胸が高まり、とても面白かった。ただ、かなり骨太だったので読むのに時間と脳味噌を使った。コンパイラの箇所はもっと掘り下げてみたいし、OSについてはOS自作入門のような書籍があったように思うのでいつか自分でも自作に挑戦してみたい。
  • 伊藤真の刑事訴訟法入門 第5版 講義再現版
    • 読了日: 2020-12-12
    • 入門だけあって分かりやすかった。学説や判例などは別途勉強しなければ。刑法を実現する手続法である刑事訴訟法は、その性質ゆえに人権保障を重視しながら、訴訟経済との兼ね合いも考えていて、論理も通っていて面白かった。自由心証主義などは、行動経済学や心理学にいう人間の不合理性が入ってしまう余地がありそうで危うさを感じたが、人間の心情的には今はこれがベターなんだろう。
  • 人生は楽しいかい?
    • 読了日: 2020-12-09
    • Audibleにて。関西弁のロシア人がサラリーマンに指令を通してシステマのメソッドを教える内容で、対話形式で進む。呼吸や姿勢を意識し、平常心を維持することで自身の能力と人生を最大限に高める、といった内容。システマは格闘技のように思っていたが、考えが改めさせられた。最近はストレスで呼吸が浅いことが多かったので、この本はちょうどよかった。意識して平常心を保っていきたい。

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