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東北旅行2023年夏8日目~会津若松編~ | okaryo.log

東北旅行2023年夏8日目~会津若松編~

    #旅行#東北#福島県#会津若松

旅の記録

8日目

会津若松

6時過ぎに起床した。雨が降っていたが、この1週間で初めての雨だったので運が良かった。

ホテルで朝食を済ませて7時半ごろにはチェックアウトして出発し、8時発の会津若松行きの高速バスをとった。福島駅から会津若松へは1800円。

福島から郡山まで南下し、西へ猪苗代湖の北を通るルートで会津若松へ入る。1時間半ほどで到着した。

着く頃には雨は止んでいた。街の周囲を見渡すと山が四方を囲んでおり、本当に会津盆地だった。

会津盆地

鶴ヶ城

鶴ヶ城近くの停車場でバスを降り、そのまま鶴ヶ城へと向かった。

赤い瓦が目を惹く天守閣はとても立派だった。寒さで瓦が割れないように鉄分入りの釉薬を入れて焼いているためらしい。

520円で内部に入ることができる。内部では鶴ヶ城に関する展示以外にも、会津藩の歴史や幕末の戊辰戦争についての展示もあってかなりボリュームがあって楽しめた。自分が幕末維新を好きなのもあるが、戊辰戦争の特に白虎隊の解説は胸にくるものがあった。

鶴ヶ城

天守閣の第5層では会津を一望できた。北東に目をやると、磐梯山と白虎隊最期の地である飯森山を望むことができた。

鶴ヶ城景色

お土産屋では可愛いしおりを手に入れることができた。

鶴ヶ城お土産

城を出たのは11時半ごろだった。敷地内を散策してみると荒城の月碑があった。

作曲者の滝廉太郎は大分県の岡城をモデルとしたと記憶していたので疑問に思ったが、調べてみると作詞を担当した土井晩翠の方は鶴ヶ城をモデルとしたらしい。

ちなみに滝廉太郎と自分の名前は語感がよく似ているので小学校のときによくいじられた。

荒城の月碑

喜多方ラーメン

お腹が空いてきたので近くにあった喜鈴という喜多方ラーメン屋へ行ってみることにした。喜多方は会津若松の少し北に行ったところにある町だが、ギリギリご当地ラーメンと言って良いだろう。

お店の前にはかなりの行列ができており30分以上店外で待つことになった。

注文したのは特製喜多方肉中華そば。値段は強気の1200円で観光地価格感がある。よくあるご当地ラーメンだろうと思っていたが、自分が醤油ベースのザ・中華そばが好きなのもあってかなり美味しく感じた。

喜多方ラーメン

福島県立博物館

ラーメンを食べた後は鶴ヶ城に隣接する福島県立博物館へ行ってみた。コの字型の大きめの博物館。入場券は企画展込みのものを購入して1000円。

縄文時代を含む古代から現代までの福島県に関する歴史と文化に関する展示がされており、かなりボリュームがあって楽しめた。

福島県立博物館

企画展では福島のものづくりに関する展示がされており、学芸員さんが解説しながら回ってくれるツアーで巡った。

学芸員さんの知識は当然豊富でいつもよりこういった展示を楽しむことができた。

企画展

博物館を出た頃には16時を過ぎていた。

東京へ

本当は飯盛山にも行きたかったし、東京へ帰る途中には新白河で降りて白河の関も見たかったが、時間的にどちらも諦めざるを得なかった。このまま東京へ帰ることにした。

まずはタクシーで会津若松駅まで向かった。10分弱で1390円。

駅は鶴ヶ城と意匠を揃えていて赤瓦となっており雰囲気が良い。

会津若松駅

ここから郡山へ向かうが、行きがバスだったので電車を選択した。郡山には18時半過ぎに到着した。

19時発の新幹線に乗り、東京には21時前に到着。家に着いたのは22時半ごろだった。

これで1週間の東北旅行が終わった。

総括

通ったルート

1日目に弘前に着いてから最終日まで移動したルートを引いてみた。

こうみるとかなり移動したようで、まだまだ全然いけてないところがあるんだと思わされる。東北はかなり広い。

ルート

振り返り

東北をちゃんと旅行することは今回が初めてだった。当初1週間で東北を一周することを考えていたことが馬鹿らしく思えるほど東北は見て回りたいところがたくさんある魅力的な土地だった。

今回通らなかった日本海側の秋田・山形はもちろん、時間の都合で寄れなかった様々な場所にもいつか行ってみたい。

また、昨年の九州旅行と今回の東北旅行を通して自分は自然と文化が好きだということを強く感じた。まずは民藝や民俗といった分野から勉強をしてみたい。

来年もどこかに旅行したいなと思いつつ、今回移動に苦労したこともあって二輪車の免許を取ってバイクで旅行をしてみようかと考えている。

ともあれ来年までにやりたいことはたくさんできた。来週からもまた俗世で頑張っていこう。


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