九州旅行2022年夏3日目~阿蘇編~
旅の記録
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3日目
7:30起床
阿蘇への特急の時間が9:09なので少し早めに宿を出て熊本駅へ向かった。今年の夏は蝉が鳴かないのかと思っていたが、やっと今日からワシャワシャ鳴き始めていた。
熊本駅へ向かう途中、白川沿いを歩いた。加藤清正公の時代に治水された白川が今でも生活の一部になっている。
熊本駅へ着いたくらいに雨が降り始めた。
特急あそぼーいで阿蘇へ
駅前の喫茶店で朝食を済ませるとちょうど電車の時間になった。
特急あそぼーいで阿蘇へ向かう。全席指定席だが、前日の特急券購入でも全く問題なかった。
写真は阿蘇駅で撮影したもの。
阿蘇駅に到着
1時間20分ほどで阿蘇駅へ到着。雨は止んでいた。
駅前にはウソップがいた。そういえば熊本は尾田栄一郎先生の地元だった。
レンタカーを借りる
駅近くにあったトヨタレンタカーで車を借りた。予約はしていなかったが問題なく借りることができた。
ワインレッドのダイハツmove。トヨタ車以外も扱っていたのか。
中岳火口に向かう
とりあえず有名な中岳火口に向かうことにした。ナビをセットして車を走らせた。
景色が抜群に良く、雨も止んでいたので窓を開けて車を走らせていたがめちゃくちゃ気持ちよかった。昨日地元の人が阿蘇はドライブする場所だと言っていたが全くその通りだった。
草千里で休憩
中岳火口の手前に草千里という観光スポットと駐車場があったのでそこで休憩を取ることにした。
草千里には草原の中に遊歩道があり、そこにある丘を登ると阿蘇の山々を一望できる。
阿蘇火山博物館
草千里には阿蘇火山博物館も併設されている。これから向かう火口を面白くしてくれる知識がつくかもと思い入ってみることに。
入館料は大人880円で少し高め。
そこで初めて知ったのだが、阿蘇のカルデラは世界最大級の大きさらしく、阿蘇の町全体が大きなカルデラの中にあることを知った。
下の写真の地図は後で行く大観峰でのものだが、それが事実であると実感できる。
ちなみに火山博物館からは烏帽子岳を背景に草千里を一望できる。
中岳火口に到着
中岳火口ふもとの駐車場に到着した。硫黄の匂いがした。早速火口に行くためにターミナルへ向かった。
しかし、有毒ガスの発生で火口見学は規制されていた。。
ターミナルで売られていた火山灰ソフト(実態は黒ゴマ)を食べながら、次の行き先を考えた。
阿蘇ファームランドふれあい動物王国へ
次は阿蘇ファームランドのふれあい動物王国に行くことにした。動物王国にはカピバラやモルモットと触れ合えるようで、旅雑誌を読んで見つけたときからずっと行きたかった。
動物王国の園内にはカピバラやモルモット以外にもヤギやアルパカ、アヒル、ウサギ、カメ、イグアナなどたくさんの動物たちがいて、触れ合えるようになっていた。
大好きなカピバラのお腹をわしゃわしゃすると、撫でやすいように横になってくれた。かわいい。
モルカーでおなじみのモルモットもいて触ることができた。あからさまにエサを選り好みしていて、カプセルに入ったペレットのようなエサには見向きもせず生のニンジンに対する食いつきがすごかった。
26歳独身男性がニヤニヤしながら子どもたちに混じって動物と触れ合うのは絵的にもアレなのでほどほどで切り上げた。
大観峰へ
次は大観峰へ行ってみることにした。どうやら阿蘇五岳を一望できるらしい。
到着して展望台に行ってみると絶景が広がっていた。本当に町全体が大きなカルデラの中にあることを実感できた。
このカルデラは約27~9万年前の大噴火でできたものらしく、時間的にも空間的にもスケールが大きく、感動してしまった。
国造神社
そろそろ帰りの電車の時間が近づいてきているので阿蘇駅の方へ帰ることに。ついでに帰る途中にあった国造神社と阿蘇神社に寄ることにした。
「くにのみやつこ」や「くにづくり」でもなく「こくぞう」神社というらしい。速瓶玉命などの4神をまつっているようだ。
境内は静かで空気が少し冷たく、神秘的な雰囲気があった。
また、境内には樹齢2000年の「手野の大杉」と呼ばれるご神木が保存されていた。でかい!
阿蘇神社
最後は阿蘇神社。
楼門は先の熊本地震で倒壊し、今は復旧中だった。
拝殿の方も地震の被害があったそうだが、今では復旧されて綺麗になっていた。
熊本へ
レンタカーの返却が17:00でレンタ屋に着いたのが16:57。ギリギリセーフ。
帰りもあそぼーいに乗って熊本へ。めちゃくちゃ自然を満喫できた。
晩ごはんは赤牛丼
晩ごはんはずっと食べてみたかった赤牛丼。
「肉食堂よかよか」というところで赤牛丼セットを頼んだところ、めちゃくちゃボリュームのあるものがやってきた。
気合いで食べきたあとしばらくしんどくて動けなかった記憶の方が強いが、赤牛丼はおいしかった。自分のような平均的な胃袋の人はセットにはしない方が良いと思う。
総括
1,2日目は幕末・維新がメインの観光だったが、今回の阿蘇は自然の中での観光となった。
普段住んでいる東京とは全く異なる、時間的にも空間的にもスケールの大きな大自然の中で感動しリフレッシュすることができた。
熊本・阿蘇間も特急で1時間ちょっとという距離感で、日帰りでもしっかり楽しむことができるし観光地としてもかなり良かった。
明日は西南戦争で一番の激戦地となった田原坂を見に行ったあと、フェリーで長崎に向かう予定だったが、長崎で線状降水帯が発生し災害の危険がある強い雨が降るようだ。
どうしよう。。